YBR125の後ろに箱を付けた

トップケースだとかリアケースだとかリアボックスとかいろんな名前で呼ばれている感じで正式名称がよくわからない,バイクの後ろにつける箱.

以前後ろから車に当てられてグラグラになってしまっていたので,交換した

GIVIとか有名?メーカーのものを買うと非常に高価.

GIVI(ジビ) E300N 未塗装ブラック 70430

GIVI(ジビ) E300N 未塗装ブラック 70430


7500円也(閲覧時).

同程度の容量でこちらは2000円ぐらい


どうしてこんなに価格の差が出るのか.剛性などが違うのだろうか.

ちなみに,ワンタッチで着脱可とか書いてある安いリアケースは鍵がないと閉められない機構になっている(全部とは断言できない)
一方今回購入したのは↑のような鍵なしでも閉められるもの(ただし,開けるときには鍵がないと開けられないので閉じ込め注意.)

取り付けてみる

今回取り付けるのはYBR125というヤマハのバイク.
箱は荷台に固定することになるので,まずは荷台を取外す.取り外さなくても作業できるかもしれないが,難航することが予想される.
大体のバイクはリアシートの下のところで荷台を固定しているので,先にシートを取り外す.

シートを外すためにはサイドカバーをはずさなければならないので,
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下部がネジで固定されているので,ゆるめて外す.
反対側はキーで開けるようになっている.バッテリーの盗難防止用だろうか.
シート下がささやかな荷物入れになっている場合,キーを回せばシートが相手しまうでしょう.

シートを外す
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似たようなボルトが2本並んでいますが,右側のシートを固定している感じのほうのボルトをゆるめましょう.
こちらは10mmのレンチで緩められます.

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3箇所で固定されています
こちらは12mmだったと思います.

ようやく荷台が外れたら,いよいよ台座を取り付けます.
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このように台座には穴がたくさん空いている.この穴から荷台の枠に合うようにネジボルトを挿入し,固定金具で固める.
まだ1箇所しかつけていませんが,横着しないでちゃんと4箇所で固定しましょう

あと,今回購入したものについていたボルトは六角レンチで締めるものだったのでこれも必要です.
私の用途ではダイソークオリティのもので十分なのでそれを愛用しています.ダイソーのドライバーで買うと緩すぎてすぐになめちゃったり,そもそも回せなかったりするのに,六角レンチはなかなか優秀です.個体差なのでしょうか.


注意点

  • 固定金具はナットで固定するが,このナット,緩み防止のために片方の口にゴムが溶着されている

とても硬いので,手では絶対に回せない.さらに,あまりに硬いので荷台を何かに固定しないと作業しにくいが,我が家にそんな器具は存在しない.という訳で,同じ大きさのゴムとかついていない普通のナットで固定し,更にその上からゴム付きのナットで固定した.これも10mmのレンチで回せる.

  • 締めすぎ注意

余り強く締めすぎると台座が変形してしまい,結果,箱を固定するための穴がずれてしまう.


台座を固定できたら先ほどとは逆の手順で荷台を固定しなおして作業完了.大体1時間ぐらいでしょうか.
戻すときは,特に荷台の方はしっかり固定しましょう.かなり振動が伝わる位置なので,走行中に外れたりしたら大惨事です.
ただ,シートの固定ボルトは締めすぎてねじ切ってしまった経験があるので気をつけましょう.
トルクレンチとかあるといいんでしょうけど.誰か買ってください

こんなやつ.高い.

GREATTOOL トルクレンチ GTSA‐3025TR

GREATTOOL トルクレンチ GTSA‐3025TR